学生は、車に乗らないのに、免許を取る!?その理由とは?

 

18歳から取得することができる“運転免許”。

総務省の統計によると、運転免許取得率は84.2%である。

しかし近年では、若者の車離れとも多く言われている。実際、若者は免許取得をどう考えているのか。

若者の車離れ?実際は、大学生の約7割が免許へ前向き!

免許取得済または通い途中、取得意志ありの人が約7割という結果になった。

若者の車離れと言われる中でも、若者は免許に対して全く興味がないわけでなく前向きな人が多いことがわかった。

免許を取る意外な理由とは?

 

免許取得理由として、運転するために免許を取得することに加えて、“身分証明書”として免許取得する若者が多い結果となった。

身分証明として、学生証は別の証明書も必要な場合が多いが、運転免許証は1枚で身分証明に使うことができる。

社会人になると学生証がなくなり、身分証明できるものがより少なくなるため卒業前に免許を取得する学生が多いのではないか。

就活のため!就活に免許取得は必須条件?

その他の回答で「就職の条件だったから」「仕事で使うから」と就活の際に取得した人がいた。

業界や企業によっては、採用に運転免許証が必須のところもあるため就活をきっかけに免許取得している人も多いのかもしれない。

まとめ

若者の車離れと言われているが、免許証取得に前向きな10代20代が多いことが分かった。

運転するために必要なのはもちろん、身分証明や就活の際に役立つ場合があるので時間がある学生のうちにとっておいた方が楽だろう。

だが、身分証明のために取得する若者が多い結果から、今後マイナンバーカードの普及により免許証の取得率は下がっていくのかもしれない。

 

・調査名:大学生の車の免許に関する調査
・調査対象:首都圏大学生300人
・調査期間:2022年1⽉4⽇〜2022年1⽉11⽇
〈ライター〉
依田奈波

大学を代表するキャンパスインフルエンサーによる課題解決チーム「キャンパスラボ」が、令和時代の若者の実態やインサイトを調査&研究! 企業や自治体と共に様々な課題に取り組み、10代・20代若者の「リアルなターゲットの声」と「問題解決の糸口」をご提供します。