女子大生のおひとり行動事情 どこまで独りで行けるのか

 
 コロナ渦を経て「ソロキャンプ」「ヒトカラ」など「おひとりさま行動」が定着化しつつある今、
女子大生はどれぐらい一人行動しているのか調査してみた。

意外と一人で外食している?!

「高級レストラン」「居酒屋・バー」「焼肉屋」などディナー系は一人で行けないと答えた人は多いが、一方、約8割の女子大生が、牛丼屋チェーンやらーめん屋、立ち食いチェーンに一人で行っていることがわかる。

カウンターなどひとり席が設けられている店では、抵抗なくひとりで食事しにいけるようだ。

 

女子大生はサラリーマンに紛れてランチすることに抵抗なし!

 一方で、「高級レストラン」「居酒屋・バー」「焼肉屋」などひとりで行けない理由を聞いてみると、「自分だけ一人なのが嫌」「一人が寂しいから」などゆっくりみんなで楽しむ客が多く、滞在する時間が長い場所は、一人で来ていることの違和感など周りの目を気にして一人で入ることを避ける傾向があるようだ。

 逆に、カウンターでのランチなどでは、男性客が多かったりカウンター越しに他人が気になるかと思いきや、あまり抵抗がなく、隣に大人の男性がいても周りの視線も気にせず食事ができるそうだ

「一人旅」は意外とニーズが高い?!

 食事以外の場所で聞いてみると、「テーマパーク」や「ボウリング」にいけないと回答した人が一番多いものの6割程度のため、反対の4割はひとりで楽しめる女子大生もいることが伺える。

また、女子旅で行くイメージのある「国内旅行」に一人でいけないと回答した人は少なく、女子大生にとって一人旅はむしろニーズが高いことも見受けられる。

 

ひとりでいけない理由を聞いてみると・・・

「一人だと寂しい」や「自分だけ一人だと嫌だから」という周りの目を気にした理由が上位に!その他の回答の中に、「海外旅行は一人でいくと身の危険があるから」という現実的な回答が多かった。国内旅行の一人旅は、危険もなく寂しくもなく一人で旅してみたいと思っている女子大生が多いようだ。

 

まとめ

 

 調査の結果、サラリーマンがよくいる店でも入りづらさがあったり興味がないわけではなく、むしろ手っ取り早く食事を済ませるために利用しているようだ。周りが複数人でいる店や場所では、やはり周りの目を気にしがちで「自分だけ一人だとちょっと・・」という周囲からどう見られるかを意識しているが、スパや一人旅など一人でゆっくり過ごす時間も作っているようだ。

女子大生の一人行動事情
・調査対象:首都圏大学生200人
・調査期間:2023年2⽉1⽇〜2023年2⽉27⽇
〈ライター〉
菅井朝香

大学を代表するキャンパスインフルエンサーによる課題解決チーム「キャンパスラボ」が、令和時代の若者の実態やインサイトを調査&研究! 企業や自治体と共に様々な課題に取り組み、10代・20代若者の「リアルなターゲットの声」と「問題解決の糸口」をご提供します。