卒業式を迎える大学生にとって定番の一つである卒業袴。
例年予約がピークの今、袴を着ない選択をする人も増えているよう…。
今回はそんな現役女子大生の卒業式事情について調査を行った。
袴を着るのは半数以下?進む袴離れ
卒業袴予約が盛り上がる一方で、袴を着ないという選択をする大学生が増えているようだ。
アンケート調査の結果では袴を「着る」と答えた人は43.0%だった一方で、「着ない」と答えた人は27.0%、「迷っている」と答えた人は30.0%にのぼり、約半数以上が卒業袴に対して消極的であることがわかった。
コロナで変わった「卒業観」。そのワケは?
袴を「着ない予定」「迷っている」と答えた人の中には
「1日だけのためにたくさんのお金をかけたくない」
「コロナの影響で卒業式があるかわからないから」
「コロナによる登校頻度の減少で卒業式の実感がなく、考えていなかったから」
などといった声がみられた。
続くオンライン授業や度重なる学校行事の中止によりキャンパスライフへの捉え方が変化したことで、卒業式に対する価値観そのものが変容しつつあることが読み取れる。
まとめ
卒業袴を着ない女子大生の増加には、コロナによるキャンパスライフの変化が影響しているよう。
卒業式は大学生活最後の一大行事。一人一人が自分らしい姿で大学生活を締め括ることができるようにコロナの収束を祈るばかりです。
・調査名:女子大生の卒業袴に関する調査
・調査対象:首都圏女子大生100人
・調査期間:2021年11⽉5⽇〜2021年11⽉9⽇
・調査対象:首都圏女子大生100人
・調査期間:2021年11⽉5⽇〜2021年11⽉9⽇
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