就活生が感じるオンライン面接のメリット・デメリットとは?

新型コロナウイルス感染症の影響により、大学生の就職活動の形 も大きく変化しました。具体的にどのように就活が変化したのか、 大学生はその変化にどのように対応しているのだろうか?

オンライン就活と対面での就活の両方にメリット・デメリットを感じる就活生。
就活生から見たその差とは??

コロナ禍での就職活動において、オンライン派か対面派かについて質問したところオンライン派(37%)、どちらともいえない(33%)、対面派(30%)がほぼ1/3ずつという結果になった。

オンラインと対面での就職活動について、どのように感じているのか大学生にインタビューしたところ、どちらにもメリット・デメリットを感じており、選考段階や志望度によってどちらが良いかも変わってくることが分かった。オンラインでは選考初期の忙しい時期に効率的に就職活動が出来ることをメリットと感じており、対面では企業に訪れることで社内の雰囲気を感じとれたり、自分のアピールのしやすさをメリットと感じていた。

<大学生の声>

オンラインは家での実施なので、移動をしなくていいので説明会などわざわざ行かなくていいのが有難い。移動がない分沢山の会社の説明会に参加できる。でも、会社によってzoomなど使うものが変わるので知らないものだと不安。

志望度が高い会社だと、どういう会社なのか雰囲気を知りたいし、相手のリアクションを見ながら話したいと思う。選考方法によって準備や心構えが変わるので、どんな選考段階となるのか気になる。

オンラインだけで判断されると、本当に自分のことを分かってくれているのかと不安に感じる。

家での面接はリラックスできるし、パソコンの後ろにカンペを仕込んだり便利な気がする。けど、自分がどんな顔でしゃべっているのか、しっかりリアクションをとれているのかなどが気になってしまう。対面だと会議室などで行われるので面接官しかいないため、面接に集中が出来る気がする。

まとめ

コロナ禍で大学に行く機会も減り、周りとの接点少なくなったが、 企業も学生も様々なオンラインツールを駆使し コロナ禍の就活を乗り切っているようですね。

・調査名:コロナ禍での変化から読み解く最新就活事情
・調査対象:大学生100名(2年、3年を対象)
・調査期間:2021年1月12日~3月12日

〈ライター〉
北村あい莉

大学を代表するキャンパスインフルエンサーによる課題解決チーム「キャンパスラボ」が、令和時代の若者の実態やインサイトを調査&研究! 企業や自治体と共に様々な課題に取り組み、10代・20代若者の「リアルなターゲットの声」と「問題解決の糸口」をご提供します。